思い出話
何年も前のこと
「部下が結婚する、式の余興で流す動画を撮りたい」
という依頼が来た
その日はクリスマスだった
誰かといる予定もなかったし仕事もなかったから受けた
いざ会った依頼主は肩幅の合わないスーツを着ていた
「その娘は刑務所の受付で働いている。キミは彼女が退勤したらすぐに声をかけてくれ、『いつも友達の面会に来ているんですが、実は気になっていたんです、あなたはとても素敵だ』とかなんとか言って、そしたら彼女は困惑するだろう、そこで彼女は断るんだ、『夫がいますので』って、そんな動画だよ、盛り上がるよな」
頷いて、帰路につく彼女に声をかけた
思いのほか話が弾んだ
音楽の話だったかな
たしかボブ・マーリーが好きだった
そのうち上司が出てきた
「誰だ君は、私は所長だ」
頷いて、そのまま地下鉄に乗った
口座には10倍の金が入っていた
みたやつ 忘備録13
札幌も暖かくなってきましたね。
おかげでビールがうめえです。
森見登美彦さん原作。アニメーションがすごく綺麗。彼らがみている世界は狭いようで、実はどこまでも広がっている。お姉さん役の蒼井優さんが抜群でした。麦茶飲みたくなった。
「思いやりのススメ」
筋ジストロフィーの少年とおじさん介護士のロードムービー。ジョークがたくさんちりばめられていて、会話を聞くだけでもおもしろい。ほっこりした。
「LEGO ムービー」
レゴの特性を活かした表現にただただ感動。バットマンのキャラがすき。吹き替えめっちゃ豪華で驚いた。
「ミュウツーの逆襲 EVOLUTION」
リメイクのほう。たぶん、映画館で初めて映画を見たのがこれの旧作。序盤のミュウツーのセリフでもうね、涙です。ほんと名作。あとピカチューってマジでかわいいなぁと。
「LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘」
ゴエモンと銭形のとっつぁんが出てないの初めてみたかも。世代的にどうしてもカリオストロのイメージが強くなっちゃうけど、やっぱりサバサバした空気感のルパンもいいね。
「ノマドランド」
同監督の「ザ・ライダー」が面白かったから気になってた。シネマフロンティアにて。こういう、温度やにおいを感じる作品が好き。スクリーンに映る景色がほんとうに美しかった。何かに迷った時にみたくなる作品。
UC後の物語。ゾルタンが不憫すぎて泣く。よーし、これで「閃光のハサウェイ」公開に向けた予習復習ができたぞ！と思ったら公開延期！！首を長くして待つ！！！
「映像研には手を出すな!」
アニメのほう。いやー、すっごいおもしろかった！ストーリーもいいんだけど、その中でアニメの表現法や制作過程を知ることができて、知識欲をめちゃめちゃ満たしてくれた。アニメってすごいなあ。
「隔たる世界の2人」
30分とは思えない密度。おもしろかった、というと少し違うかもしれないけど、本当にみてよかった。エンドロールまで。自分とは関係のない世界、では済まされないよね。
「クイーンズ・ギャンビット」
チェスできないんだけど、まったく気にならなかった。依存や願望を抱えて破滅的に生きながらも、困難を乗り越えようとする主人公に共感した。あと、単純にあの年代のアメリカの雰囲気が好き。
同じくチェス関連で。ローレンス・フィッシュバーンをみるとどうしても「お！モーフィアス！」と思ってしまう。それはさておき、心があたたかくなる映画だった。親世代にこそ響くと思う。
「ハドソン川の奇跡」
てっきり、モデルになった飛行機不時着水事故「まで」の話かと思ったら、事故があって「から」の話だった。それほど心理描写に時間を使うわけではなく、淡々とシーンが進んでいくからこそ迫るものがあった気がする。
以上でした。
ではではー。
みたやつ 忘備録12
ぼんやりしてたら春になってきた
いつものです
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」
いつか俺も「平成はよかった」って言うんだろうか
しんちゃんの熱量を一番浴びれる作品だと思う
何度目かわからないけど、また泣いちゃった
泣ける泣けるって周りが言うから「ふーん」って観たら
ずっと泣いてた
覚悟と思い出は紙一重だね
カナリヤ鳴く空じゃん！つって
なるほど太宰のアレコレを上手くつなげてた
太宰で一番好きなのは「お伽草紙」
カチカチ山を男女で描いたやつ、めっちゃおもしろいのよ
「GO」
窪塚さんはやっぱいいなあ
ツイストパーマしたくなるなあ
最後の口上を聞きたいから観たのかも
「グーニーズ」
めちゃ久しぶりに観たら
こんな感じだったんだー！
って思った
宝の地図は自分の心にしかないよね
「テッド」
皮肉が効いててほんとに良い
ブコウスキーって誰が分かるんだろう
笑ったけど
「爆裂都市 BURST CITY」
ひっさしぶりに観た
基地でメンバがー喧嘩するシーンが好き
「騙し絵の牙」
画がどんどん変わっていく
人の立場もどんどん変わっていく
最後に残るものは「誰か」よりも「何か」
見直した
ジンネマンとオットー艦長を推すのは俺がおっさんになったからだな
人を信じる突き抜けた勇気が欲しい
「春の黙示録」
戦争は身近なんだよ
人間である以上
戦争をしたのは人間だけだから
もうやめようや
そんなもんで
しばらくぶりでした
またね
みたやつ 忘備録11
引きこもっていたら暖房代がフィーバーしていました。
部屋は暖かいですが残高は極寒です。
世知辛いぜ！
「マイ・インターン」
デ・ニーロもアン・ハサウェイもすごくキュート。自分が70歳になった姿を想像しようとしたけど全然イメージできなかった。そもそも生きてるのかしら。
「コンスタンティン」
キアヌほんとかっけえ。悪魔祓い専門の探偵（ヘビースモーカーで死にかけ）とか中二心をくすぐりまくりの設定。宗教のこともっと知ってたら細かい部分でも楽しめそう。
こういうユルさのある映画好き。ビール飲みながら観るのにピッタリ。ショーンのうだつの上がらなさに共感するなど。
「LUCY/ルーシー」
リュック・ベッソンみがあるなと思ったら、リュック・ベッソンだった。人間は脳みそぜんぜん使えてないって話よくきくけど、今くらいでちょうどいいんじゃないかとも思う。
すげーひさしぶりにみた。あらためてみると、結構グロいところも上手くポップに仕上げてたんだなあと感心する。
「機動戦士ガンダム」（劇場版1作目）
最初の頃のシャアはやっぱかっこいいし凄みがありますね。シャアザクの絶望感やべえわ。
「機動戦士ガンダムII 哀・戦士編」（劇場版2作目）
カイとミハルのエピソードにグッとくる。あらためてみるとカイいいな。Zでジャーナリストになってたのもなんとなくわかる。
「機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編」（劇場版3作目）
おじさんになるとドズルさんとスレッガーさんに魅かれるわよね。やっぱおもしろいですな。
とりあえず配信済のところまで。これ面白い。一気にみた。レゴシに自分と近いところがあって、一緒にしんどくなったり嬉しくなったり。
以上でした。
はやくあったかくなってほしいですなー。
みたやつ 忘備録10
もうただのメモになってるなこのブログ。
まあまあ、とりあえずいつもの。
死ぬまでにしたいこと。俺もスカイダイビングやりたい。あと野生のシャチに生で会いたい。
NEXTAGE「overture」
今年初観劇。ライブはいいですね。むかしよく聴いていたアルバムをまた聴くようになった。今日は君繋ファイブエムを聴いた。
前半は4DXで見たら楽しいだろうなーと思いながら、後半は思いのほかややこしくなってびっくり。
「ビバリーヒルズ・コップ2」
エディ・マーフィのコロコロ変わる表情とかキレキレの動きに見惚れる。タガート巡査部長がかわいい。
子どものころよく見てた古いほうを。調べたら俺が生まれる前の作品だった。懐かしさを感じつつ、ふつーに感動して泣いた。リルル…。
これもよく見てたやつ。多分一番見たドラえもん映画。もちろん面白いんだけど、同時上映の「ドラミちゃん 青いストローハット」もほんと名作なんすよ。
「劇場版シティーハンター 〈新宿プライベート・アイズ〉」
そうそう！シティーハンターといえばコレコレ！がうまいこと詰まってた。
「トップガン」
新作が出るってので久しぶりに見た。なつかしー。オープニングはやっぱテンション上がる。子どものとき年に一回はテレビでやってた気がするな。
「機動戦士Ζガンダム A New Translation II -恋人たち-」
劇場版新約ゼータ2弾。いっこめしか見たことなかったので。ほぼダイジェストなんで展開がはやいことはやいこと。ギャプランをもっとみたかったゾ。
「機動戦士Ζガンダム A New Translation III -星の鼓動は愛-」
続けて第3弾。ダイジェストで見るとジェリドが特に「おまえなんやったんや」ってなる。好きなんですけどねジェリド。
「AKIRA」
見るたび細部まで作りこまれていることが分かるし、包含もあって、ほんと完璧な作品だなーと唸る。世界観が最高。定期的に見たくなるやつ。
「イエスマン “YES”は人生のパスワード」
ジム・キャリーを原田泰造にして日本向けにリメイクしたらヒットしそうだな、と思った。
こんな感じでした。
もう2月なんですねえ。
北国はいっちゃん寒い時期なので風邪ひかんよう気を付けます。
ではではー。
みたやつ 忘備録9
いつもの。
「キース・リチャーズ: アンダー・ザ・インフルエンス」
キースと同じタイミングで笑ってた。レインボーのヘアバンド・リズム&ブルーズ。
こないだも書いたけど、ダメです。大人たちは信じていない、ただ一人、子どもが大きな声で空を見たいと叫ぶ。友達と一緒に。泣くんじゃ。
「バーレスク」
サクセス・ストーリー。クリスティーナ・アギレラのパフォーマンスすごすぎて歯ぁ見せて笑ってた。
「ハスラーズ」
ねぇストリッパー
あのヘリコプターを
撃ち墜としたら
迎えに行くから
「かもめ食堂」
おもしろかったー。おにぎり食いたい。ここ数年食ってねえことを思い出した。
「ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK」
ポール・マッカートニー 襟足長いなー
ひさびさに見直して、カレンさんに惚れる
「ボーダーライン」
いやー、面白かった。メキシコの麻薬カルテル。イメージだけ持ってたけど、あぁやっぱりか。えげつない。
「容疑者、ホアキン・フェニックス」
空気を掴むまで30分くらいかかった。そっから先は大爆笑。
すげえ俳優だ。
てなもんで。
ではではー。
あけましておめでとうごぜいやす
年末年始は実家で過ごし、暴飲暴食の限りを尽くした結果2キロくらい太りました。胃袋が大きくなったので、自宅に帰ってからも気付けばモグモグしています。俺の胃袋は宇宙だ。草なぎさんご結婚おめでとうございます。
実家は北海道の中でもトップクラスの豪雪地帯なのですが、案の定モリモリ雪が積もっていました。余裕で俺の身長越えてるし。道が、ない。人の住む場所じゃないでごわす。
おみくじをまだ引けていないので、近いうちどっかの神社に行こうと思います。去年のおみくじ、「なにをやるにも上手いこといかねえからじっとしとけ」みたいな内容だったので、それより良い感じのことが書いていると嬉しいです。神様には世界平和を願っておきます。とっとと叶えろよ。
寒い日が続きます。大きな声で鳴くカラスを見上げました。彼らも白い息を吐くことを知りました。針葉樹からこぼれ落ちた雪がわたしの肩を流れていきました。銀色の地面に反射した陽光が右目を刺し、涙がこぼれ落ちました。
あ、「えんとつ町のプペル」を観に行きました。原作読んだことなかったんですけど、もう最初っからやられっぱなしでした。ほんと弱いんすよ、子どもとか友達とか家族とか。ある意味、憧れみたいなものかもしれません。
あとはー、特に変わりなく過ごしてます。映画見たり酒飲んだり。舞台の予定もないのでのんびりしています。今年の抱負は、特にありません。いつも通りやりたいことをやって、得たいものを得ます。好きな人と、好きな場所で。
色々と疲れることも多い日々ですが、よき一年になりますよう。
ではでは。
