飢えてもなお、そこに立つ
こないだ焼肉を食った。その2日後にピザを食った。今は餃子が食べたい。もちろんビールも付けてな。ふふ、俺は今飢えてるぜ(肥えてきた)。よく食ってるのは多分舞台の稽古をしてるからだと思うんですけどね。でもさ、いつもより消費した分食ってんだから太ることはないじゃないかマイボディ。ほどよい摂食の塩梅がわからねえ。
もともと小さい頃からおデブちゃんだったので、それに比べると今ほっそほそなわけですが、とはいえごく一般的な成人男性ボディなので、昔からガリガリっつーのに憧れてます。一度はそうなってみたいというか。加えて、ロックやってる人って細いイメージがあるからかもしれないですね。
ただ、細い人の中には、もっと肉を付けたいって人もいますよね。俺は実感ないのでわからない部分ですが、やっぱ細すぎるのもコンプレックスなんでしょう。そういや、少し前にその悩みを持ってる人と飲みましたよ。ちゃんと食ってるつもりでも気を抜くとすぐ体重が落ちちゃうそうですな。
なるほどなーと思って聞いてたんだけど、俺がトイレに行きがけ「なんでもいいから食いもん頼んどいて」って言った結果、テーブルに運ばれてきたのは手羽先と漬物だったよ。そりゃ太らんわ。チャーハンをおかずにチャーハンを食え。
ただ、俺は悩んでる人間を放っておけないタチなので、飲んだ帰りにお持ち帰りの牛丼をおごって帰ったぜ。OK、大丈夫だ、わかってる。すでに腹いっぱいの状態で夜中に牛丼持たされても迷惑だよな。酔ってたんだよ許せ。
そして今月はもう、あまり飲みにいけないんじゃないかと睨んでいる。まず今月末に「白浪っ!」の本番(11/29から)(ぜひ観に来て)(ラインで知り合いに連絡しようとしたら登録数少なすぎて自身の交友関係の狭さに何も言えなくて切なくて)(泣いてねーし)があるので、基本夜は稽古、たまのお休みの日には先に控える別の舞台の稽古、ってなもんで。日ごろ朝から働いてるので深夜に繰り出すのも難しい。もどかしい。
よし、ここまで書いてなんかこのブログ飲んだとか飲みたいとかそんなんばっかだなと思ったので酒の話はポイします。急ですがご了承ください。同じような話はつまらんからね。なので今から、ボクが普段から感じている思いの丈をここにぶちまけたいと思います。おっぱいもみたい。以上だ。
ううん。芝居の話するかあ。
今回の「白浪っ!」はですね、歌舞伎の演目である「白浪五人男」などをモチーフにしています。この白浪五人男は義賊(盗賊)のお話。それをアレンジして「江戸幕府が今もなお続く日本」を舞台にしながら物語が進みます。イメージしやすいところで言うと「銀魂」の世界観、それに「ルパン3世」的なエッセンスを加えた感じでしょうか。違ったらごめん。
ちなみに白浪五人男はそれぞれに名乗り口上があって、それが今のレンジャーやヒーローの登場シーンや変身シーンでよくある名乗りの元祖的な感じらしいですよ。
歌舞伎が原作とはいえ、それを知らなくたって全然問題のないほぼオリジナル作品となってます。今回は笑えるシーンが多いエンタメ作品。前回「忘れたい~」では認知症をテーマにした重めの作品でしたけど、今回は全然雰囲気違います。
で、俺は白浪五人男のうちの一人を演じるんですが、なかなかに疲れそうな役どころ。久しぶりに温度高めな人物を演じます。あんま自分の役がどうこう言うの得意じゃないんでこれくらいにしときますが、他の人含め暴れまくってます。みんな無事に千秋楽を迎えられますよう。
あと主題歌がRzさん(ロミオマシーン)×テツヤさん(月光グリーン)のコンビ。四谷美談でもお世話になったゴールデンコンビです。今回もこの翼くんと岬くんに必殺のツインシュートをおみまいしてもらう所存です。俺も超楽しみ。
ちなみにテツヤさんはダブルキャストで出演もします。元yhsのメンバーというのは知ってましたが、実際に稽古をみてると不思議な気分。だって俺、月光グリーン知ったのテレビよ。アルキタのCMかなんかで使われてたよね?蛮勇根性!
つらつらと書きましたがご興味もってもらえたならばぜひ、劇場までお越しくださいませ。11/29(水)から12/3(日)まで、琴似のコンカリーニョという劇場でやってます。
yhs『白浪っ!』
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ブログトップにも詳細のせてます
もう後半ただの宣伝でしたね。
演劇おもしろいよー。観たことない人一度はおいで。観たことある人またおいで。
では。
苗字的に子どもに「さくら」って名前を付けるのは
厳しいっす。
櫻井っす。
親父が「寅さん」好きでテレビでよく見てたんだけど、正直今よりもっと若造でシェキナベイベーな内田裕也だった頃の俺にはよくわからんかったのですよ。でも最近ちょろっと見る機会がありまして、なんかわからんでもないなと思いました。なんつーか見栄はるよね、男は。虚栄、というか、カッコつけ。だから学祭に合わせて急造バンド(もどき)を組むしタバコでむせて頭痛くなるし慣れない酒飲んでゲロの海を生成するし、とにかく全部かっこつけだ。
で、こういう恥ずかしい過去を思い出しても笑えるくらいになれば、バカだねえと言いながらやっぱりどこかくすぐったい気分で、飲めるようになった酒を片手に楽しむんでしょう。
ちなみに俺はバンドやったことありませんが、中学の学祭でリップスライムを歌いました。みんなの前で。3人くらい巻き込んで。なんでそんなことした。新手の集団自殺かよ。
ILMARIパートをドヤ顔で歌う当時の俺、もうやめろ。お前はILMARIじゃねえ。エビちゃんと結婚もできねえ。まだSOUL'd OUTじゃなくてよかったよ。ドヤ顔でウェカピポはあまりにもア アラララァ ア アァ!!
じゃあ今は大人になったかと言えばまったくそんなことはないんですけどね。涼しい顔でタバコを吸うし酒だってたらふく飲む。それができるようになってしまっただけで中身は全然ですから。昨日だって寝室行くのめんどくさくてソファでうたた寝してたら、「そんなところで寝てたら風邪ひくよ」と叱られ不機嫌になってつい「うるせえ!」って言っちゃったし、さらに言えば一人暮らしだから叱った人なんて本当はいなくてそういう夢みてただけっていうのにしばらく気付かなくてマジで混乱して半泣きになってたからね。この歳でお化けにビビッて布団で半泣き。最高に最低である。
男はいつだってオムライスが大好きだし、ハンバーグに目玉焼きが乗ってたら小躍りしちゃう生き物なのです。
というわけで俺の中に住まう内田裕也についてご説明させていただいたわけですが、意外なことに周りからは落ち着いてるとかそんな類の言葉をかけられることがありまして。自分ではそりゃあチャランポランな人間だと感じるのにね。だので、他人から見る自分の印象ってのはわからんもんだと常々思うわけです。
だからと言ってどう見られているかなんて自分じゃ絶対に知り得ないことを考えて悩んでも時間の無駄なので、気にせず今日もリップスライムを口ずさむんですね。常夏じゃねえし楽園はまだ見つからない、ベイベーは大人になることを諦めた。落ち葉の絨毯が街を彩り、裸の並木が色気を帯びて、雪の化粧を身に纏う、そんな季節になってきたよ。
手洗いうがいをしっかりと。ベイベーだってそれくらいはできるぜ。
では。
絶えず千鳥足
なんつーか、忘れる事も時には必要だぜ。
過去に縛られてもつれた足、前に進めんのは大変だからよ。
はい。すっかり忘れてました、ブログの存在。Twitterのプロフィールに知らないリンク貼ってあってなんだよ怖えなと思ったらこのブログでした。マジで腐ってんじゃねえかな、脳。
稽古以外のトピックといえば、そうですね。こないだ雪が降りました。もう降らなくていいです。一生引っ込んでろ。いつからでしょう、雪にときめかなくなったのは。豪雪地帯の出身なので早いうちから憎しみを持って接していた気がしますね。
下校時間
外は猛吹雪
帰りのHR
先生が残した一言
「死ぬなよ」
そんなところでした。冗談じゃねえぜ。
んーあとなんかあったかな。あれかな。相変わらず週末は飲んでわけわかんない事になってるんですけど、居酒屋以外でも酒飲んでみようと思い立ち、ラフな雰囲気のバーとか立ち入ってみたりしてます。ああいうとこって意外とメシうまかったりするのね。
誰か一緒にすすきのプラプラしようぜ。飲んで、食って、笑って、泣いて、最後は相撲をとるんだ。すすきの場所の開幕だぜ。
そうだ、こないだひっさしぶりにボーリング行ったんだ。スポーツ見るのもやるのも結構好きなんだけど、ボーリングだけはすげえ苦手で自分から行く事なかった。のだけど、なんか流れで。
あれってさ、大体みんなどのくらいなの?アベレージってやつ?つーか最高何点とれるもんなのかも知らねえよ。ボクちゃんはですね、1ゲーム目は47点でした。詳しくない俺でもわかるぞ。47って、器用な犬より下手だろ。
そして2ゲーム目はちょうど100点でした。まあこれもきっと上手くないでしょう。ただ、驚異的な成長スピードを見せつけました。倍ですからね。そのまま続けていたら次は200点でしたからね。で、さらに次は400点だ。今調べたけど最高300点だってね。すげえや、限界超えちまってる。
とまあダラダラどうでもいいことを綴りましたが、今回の記事で一番言いたいのは、明日に控える重要な仕事のための準備が捗らない&緊張のために息抜きでブログ書き始めたものの、やっぱりエンジンがかからず死んだ目でタイピングしている俺をやさしく抱きしめてほしいってこと。それをうまくかわして俺のもろ差し。そのまま必殺のがぶり寄りで勝負あり。盤石の相撲を見せつけた俺が悲願の初優勝です。はぁーどすこいどすこい。
では。
オレ、パブロン、クウ
俺は用心深い男ですから、何事もモノの本質ってものを捉えてから行動に移るわけです。いいか、軽率な行動はデトロイトじゃ命取り。迂闊なヤツに待ってるのは死。スラムにはスラムの掟がある。
というわけで、鼻水・たんのからみ・寒気があるからといって風邪と言い切るのは早計な判断だし、じゃあ何の症状かと言ったらそれはわかんないし、マジで家でゆっくり寝ていたいし、俺は風邪です。つらいね、現実を認めるってのは。あとここはデトロイトじゃねえ。
おかしいですね。だってビタミン摂ってましたよ。三連休中だって、昼飯代わりにレッドアイ飲んだりさ、昼飯代わりにビターオレンジ飲んだりさ。トマトorオレンジのジュースよ?そんなんビタミンいっぱいだろ、知らんけど。まあ半分はビールだけどさ。
なんだ、ろくに飯食わんとそんなん飲んでるから免疫力がクソになってるってか?うるせえ!正解じゃねえか!!
つまりですね、俺は今とても白湯がうめえ状態なわけです。みなさんごきげんよう。
ごきげんようつって、もう特に書くことないんすけどね。そうですね、最近気づいたことと言えば、白髪が出てきたことくらいです。1~2本ぴょろっと。この調子で玉置浩二みたいな感じになります。田園のMVってなんであんなダサいんだろう。
白髪といえば、次に出演する公演「白浪っ!」の詳細が出ましたね。
どうだ、話の切り替えが絶望的に下手だろう。これがスラムのやり方。殺して奪う。それが俺たちのルール。
ブログのトップ記事に詳細載せてますんで、ぜひともよろしくお願いします。迫りくる忘年会に備えて演劇観ましょう。それが俺たちのルール。
では。
帰ってきたやねんだべさ
yhs「忘れたいのに思い出せない」
7月の札幌公演から始まったこの舞台も、先日の大阪公演で無事に大千秋楽を迎えることができました。月並みですが、関わったすべての方、そしてご来場の皆様、本当にありがとうございました。楽しんでいただけたならば幸いです。またよろしくお願いいたします。
一昨日札幌に戻ってきまして、疲れが抜けるわけもなく、わたくし現在カフェイン濃度高めです。細い目がさらに無くなっております。まぶた2トンくらいあるだろコレ。
大阪にいる間、本番期間の日中はほとんど劇場にいるので観光らしい観光もできず。札幌に帰る日は日中時間あったものの疲れてたので早めに空港に行って酒飲んでました。基本的に足りねえ、人間としての元気が。
なので、買ったものといえば劇場の近くにあった中古レコード屋のCDくらい。もちろん大阪でしか買えないCD、ではないんだな、これが。ストレイキャッツのアルバム。だってあったんだもん。欲しかったんだもん。買うもん。
とはいえ粉ものや肉吸いなどは食べられたのでよかったです。うまかったぜ。
素敵な出会いや再会もあり、嬉しく、ありがたく、またこの高揚を感じるためにもいずれまた、海を渡っていきたいと思います。
この作品はこれで一旦終わり。こちらはまた会うのか、それとも最後なのかはわからない。ゲンブという役を演じました。稽古期間を含めれば4カ月ほどかな?ここまで一緒にありがとう。そしてお疲れ様、ゲンブくん。
もう次の公演も、さらにその先の準備も近づいているので、バタバタはしばらく続くかな。滑るようにではなく、しっかり地面を蹴りながら前に進みたい。変わる景色を目に焼き付けながら、さらにスピードをあげていくよ。
そのためにはまず、重いまぶたを開けなきゃいかん、けど、なんだか、とっても、パトラッシュだよ。
では。
忘れたいのに思い出せない - 【大阪公演】
出演する舞台のお知らせです。
所属する札幌の劇団「yhs」が、大阪公演を行います。
べつに人気劇団ってわけでもないので、そりゃもうチケットの売れ行きがヤベーことになるんじゃねぇかとオラワクワクすっゾ。悪い意味で。
お客様が何名だろうとそりゃしっかり芝居はするんですが、どうせなら沢山の方に観てもらったほうが良いにきまってるので、ご興味あればぜひともよろしくお願いいたします。
北海道が舞台のお芝居なので、普段なかなか見ることのない北国の雰囲気なんかも感じられるんじゃないかと思います。これは、とある家族のお話。
yhs【忘れたいのに思い出せない】
あらすじ
3人家族が住む北海道のとある一軒家。
祖母・センリは膝の具合が悪くなり、ほとんどベッドに寝たきりになってから認知症が進んでいる。その息子であるガンマは少しずつ変わっていく母親のことを直視できず、介護をほとんど孫娘のトオルに任せっきりにしている。そんな折にトオルの妊娠が発覚する。トオルは介護を続けながらでも子供を出産し、シングルマザーとして生きていくと宣言する。ギクシャクしていく家族。
数ヶ月が経ち、トオルのお腹は大きくなり、同時にセンリの認知症は進んでいく。そんなある日、やってきた介護ヘルパーの研修生の中に、トオルを妊娠させて逃げた男・ゲンブがいた。戸惑うトオル。同時期にガンマの前にやって来たのは怪しい宗教法人の女性職員。彼女はセンリを介護施設に預けるべきだと主張する。そしてセンリの前には、数十年前に亡くなったはずの夫・マサヒコが現れ……。
物語は各人の思いを抱え、認知症とともにゆっくりと進行していく。
出演
福地美乃 長流3平 曽我夕子
櫻井保一 柴野嵩大 最上怜香
《ダブルキャスト》紀戸ルイ(A)/ 宮本暁世(B)
小林エレキ 能登英輔
日程
9/23(土) 14:00 A / 19:00 B
9/24(日) 14:00 A
※開場は上記開演時間の30分前です。
料金
一般 前売3000円/当日3500円
学生 前売1500円/当日1800円
会場
in→dependent theatre 2nd
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劇団HP↓
以上、宣伝でござった。
観光する暇なんかないだろうな。
でも、超たのしみ。
では。
西に飛ぶ、ヒリヒリとする
yhs「忘れたいのに思い出せない」
大阪公演
初日の幕がついに明後日(9/23)あがります。
1年半ほど前に「しんじゃうおへや」という作品で個人的に初めて大阪で芝居をして、今回は2回目。どこでやるにしてもハラハラするしワクワクもする。目下の懸念事項としては明日の朝ちゃんと起きれるか。飛行機、乗れない、オレ、悲しい。
やるべき準備はしてきたつもりなので、あとは積み上げてきたものを出すだけ。いざ本番になれば奇跡が起きるというロマンチックを俺は信じていないので、浮足立たずに、しっかりと。
役者の中には、千秋楽が近づくにつれ、終わるのが寂しいって言う人がよくいる。けど、舞台は残らないのが美しいと思っているほうなので、特にそんな感情はない。公演映像は別物としてね。終わってなんぼ。そして次がある。巡り、巡る。
だから今回も特別寂しいとは思わないんだけど、面白いことをやってるんだから、できるなら沢山の人に観てほしいなと思う。もったいねえから。
でもなかなかね、いきなり「やあ、大阪の皆さん。ボクら、札幌からきた劇団なんですけど?」って言われてもね。ですけど?じゃねえよな。まずは寄こせよ。白いブラックサンダーをよ。
ちなみに白いブラックサンダーより普通のブラックサンダーのほうが断然美味いゾ。大体な、「白いブラック」ってなんだよ。混ぜたら灰色じゃねえか。もしくはロールシャッハか。
とまあ四苦八苦しながらどうにか大阪、あるいは近郊の方に観に来てもらえるよう試行錯誤してるんだけど、難しいっすね。そんななか、札幌公演を観に来てくれたお客さんとかが周りにおすすめしてくれる様を見かけると、本当にありがたいなと思う。その行動が、その人にとって大きな自慢となるよう、更に、上に、強く、飛ぶ。
もし、巡り巡ってこのブログに辿り着いた方
札幌の劇団 yhs が
9/23(土)-9/24(日)に
大阪の劇場 in→dependent theatre 2nd というところで
「忘れたいのに思い出せない」
という、北海道を舞台にした劇をやります
よろしければ、何卒。
色んな感情で包み込まれる、そんな舞台です。
詳細はこのブログのトップ記事に載せていますので、ご興味あればぜひご覧ください。
では、劇場で。