右手にピストルを左手にタンバリンを

札幌の劇団「yhs」に所属する櫻井保一のブログ

ハッピー・ブーメラン・フック

たまーに、「本名なんですか?」って聞かれることがあるのですが、本名じゃないんです。保一は、俺のじいちゃんの名前です。で、それを言ったらもちろん返ってくるのは、「じゃあ本名は?」ですよね。

そのたび、

 

レイ・セフォー です」

 

って答えてるんですけど、おい、なんだその顔は。興味を失うなよ、俺に。かかってこいよ「櫻井 レイ・セフォー」だよ。殴りあおうぜぇ!!ノーガードでヨォ!!!!

 

はい。櫻井です。

 

こないだですね、古い付き合いの熊谷嶺がこのたび東京に活動拠点を移すということで、それを送り出すイベントにちょろっと出させてもらったんですけど、なんていうか、いいですね、ああいうの。暖かい感情がつまった空間でした。それぞれの「いってらっしゃい」があって、みんなに愛されてるんだなあって、彼のことを少し羨ましく思いました。

 

最後まで彼はポンコツでね。集合時間に遅刻しましたし。期待を裏切らないですよある意味。まあ、小屋に入ってきた瞬間叱りつけてマジで泣かせてしまったけども。30歳になりたての友人を泣かすことになるとは。東京に行っても愛され続けて欲しいものです。本当に。

 

あいかわらず、日々は、稽古とか、好きな音楽とか、溶けてきた雪とか、やけに甘ったるクッキーとか、気づけば通り過ぎていたあれこれで。

 

目の前にころがる缶の数を数えているうちに、朝になるような毎日を送っているけど、それはそれで俺らしいやとヘラヘラしているのも、最高にハッピーなわけです。

 

ってなもんで、ではでは。