アルコール・テキスト
年の瀬っていうのにはまだ早いのかわかりませんけど、アルコールに肝臓殺されそうな勢いなので俺の中じゃ年の瀬です。年どころか命が瀬戸際です。俺にありったけのヘパリーゼを。しじみの味噌汁でできたプールで泳がせてくれ。櫻井です。
忘年会シーズンってやつですな。今より若い頃はあまりピンときてなかったんですけど、やっぱり人とのつながりが増えればこういう機会も増えますね。ありがたい話です。酒好きだから喜んで飲むんですけど、朝まで飲んで昼から活動、その後また飲み会とかそんなんつづけてたらドブ色にもなりますよね、眼。
ほどほどに楽しんでちゃちゃっと帰れば良いんですけどいつも駄目なんですよ。もうスイッチ入ったらズブズブ飲んでしまう。でもそろそろちゃんとしないと事故にあったりしそうなので、しっかりしたいと思います。
「櫻井さんって自分のことあんま喋らないですよね?」
いつだったか飲んでた時にふいに言われた一言。
んー、まあ確かに聞かれない限り積極的に自分のことは話さないなあ、と。ただ、「みんなが楽しそうに喋ってんの見るのが好きなんだよねー」みたいなことではないです。ちなみにこう言ってるヤツはあくまで女性の方から誘われたって体で抱いてくるから気を付けましょう。健全なオスは性欲で動くので口より先に腰が動きます。偏見です。おっぱい。
つーか、自分を語る言葉を持っていない。面接の自己PRとかすげえ苦手だもの。ちゃんと、自分はこうだから、って言える人はすごいと思う。飄々としてる人にも憧れるけど、多分ああいう人こそ譲れないラインを持っているんだろうな。
指のささくれが痛いからおっきい風呂でふやけながら寝たいな
とか、
ジャムをたくさんぬったトーストは夜に食べたほうがおいしいな
とか、
ブラックを飲めるようになったって嬉しそうに君が言うから、なんだか甘いコーヒーが飲みづらいな
とか、
どうでもいいことばかり考えている。
どうでもいいこと大好きなので、別にダメとも思わないんだけどね。いずれは自分というものを意識して、足場を作るようになるんでしょうか。それもちょっと気恥ずかしいけど。
しばらくは地に足がつかないままな気がするので、その間くらいは高く飛んでいたいもんです。ヒマラヤを下に見ながら。バッサバッサと。
残っている酒のせいか、映る景色が白濁でうざったいので気分転換に適当に文章を書いたけどイマイチ回復しないし、書いてる間に開けたビールも飲まなきゃならんので、こんなもんで。
では。