右手にピストルを左手にタンバリンを

札幌の劇団「yhs」に所属する櫻井保一のブログ

西に飛ぶ、ヒリヒリとする

yhs「忘れたいのに思い出せない」

大阪公演

 

初日の幕がついに明後日(9/23)あがります。

1年半ほど前に「しんじゃうおへや」という作品で個人的に初めて大阪で芝居をして、今回は2回目。どこでやるにしてもハラハラするしワクワクもする。目下の懸念事項としては明日の朝ちゃんと起きれるか。飛行機、乗れない、オレ、悲しい。

 

やるべき準備はしてきたつもりなので、あとは積み上げてきたものを出すだけ。いざ本番になれば奇跡が起きるというロマンチックを俺は信じていないので、浮足立たずに、しっかりと。

 

役者の中には、千秋楽が近づくにつれ、終わるのが寂しいって言う人がよくいる。けど、舞台は残らないのが美しいと思っているほうなので、特にそんな感情はない。公演映像は別物としてね。終わってなんぼ。そして次がある。巡り、巡る。

だから今回も特別寂しいとは思わないんだけど、面白いことをやってるんだから、できるなら沢山の人に観てほしいなと思う。もったいねえから。

でもなかなかね、いきなり「やあ、大阪の皆さん。ボクら、札幌からきた劇団なんですけど?」って言われてもね。ですけど?じゃねえよな。まずは寄こせよ。白いブラックサンダーをよ。

 

ちなみに白いブラックサンダーより普通のブラックサンダーのほうが断然美味いゾ。大体な、「白いブラック」ってなんだよ。混ぜたら灰色じゃねえか。もしくはロールシャッハか。

 

とまあ四苦八苦しながらどうにか大阪、あるいは近郊の方に観に来てもらえるよう試行錯誤してるんだけど、難しいっすね。そんななか、札幌公演を観に来てくれたお客さんとかが周りにおすすめしてくれる様を見かけると、本当にありがたいなと思う。その行動が、その人にとって大きな自慢となるよう、更に、上に、強く、飛ぶ。

 

もし、巡り巡ってこのブログに辿り着いた方

 

札幌の劇団 yhs が

9/23(土)-9/24(日)に

大阪の劇場 in→dependent theatre 2nd というところで

「忘れたいのに思い出せない」

という、北海道を舞台にした劇をやります

 

よろしければ、何卒。

色んな感情で包み込まれる、そんな舞台です。

詳細はこのブログのトップ記事に載せていますので、ご興味あればぜひご覧ください。

 

では、劇場で。